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R1100RをFCRキャブレター化(その3) |
2001/06/14作製。 |
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今回は実際走っての様子、そして燃費の報告をしたいと思います。
かれこれ4000kmくらい取り付けてから走行し、セッティングの細部の調整、あと足回りの方も詰める作業をしながらの走行でしたが、換えた事での問題点も無く、FCRキャブレターで引き出したR1100と言う4バルブエンジンの魅力を本当に楽しめる様になった感じです。
特にエンジンレスポンスはインジェクションの時よりも断然ダイレクト感が表れる様に成り、アクセル操作と言うか「右手の捻り方」とシンクロしてバイクの挙動が自然に任せたと言うか思ったとおりにコントロール出来る様になり、また「開ければ開けた分だけ進む」ような感じも強く(その分イージーさが薄くなったのかもしれませんが)バイクとしてホント面白くなったと思います。
またアクセル開け始めの「ドンツキ」感は全く無くなり、細い道などでの切り返しもすごく楽になり、あと低速トルクが出た分「乗り易さ」は向上してる感じで、ホント全体を通じてかなり良い印象で、ホント思った通りの仕上りと言いますかR1100と言うエンジンのポテンシャルの高さを認識させられる乗り味となった感じです。
次に燃費の方への報告。
燃調を合わせたので概ね良い数値になったかと思います。
4000km乗った総合評価を表にして見ると。
高速(120km/4000rpmくらいでの巡航) |
21km/l |
高速(??0km/7000rpmも飛ばし気味時) |
15km/l |
一般道(ツーリング時) |
19km/l |
一般道(都内を含む街乗り) |
17km/l |
っと言う感じで、インジェクション時の詳細なデータを持っていないので比較は出来ないのですが、R1100系をお乗りの方にお聞きすると結構良い数値に成ってる様です。
でも燃費を向上させたい為にFCRキャブレターに改装した訳ではないく、逆に燃費ばかりを重視してフィーリングを損ねてしまっては取替えた意味が無く成ってしまうので、そんなにシビアに気にしてる訳ではないのですが、「燃費が良い=良い燃焼状態」と言う関係が成り立つので、走行テストを行い一つの目安として確認し、このグラフで上がった数値分しっかり仕事してくれてると言うを証明が出来たのではと思います。
そんな感じでFCRキャブレター取付けに関してはここにて終了なんですが、取付けに伴ってと車体回りをいろいろとセットアップを行ったので、その様子を次回にしたいと思います。 |
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