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インナーチューブ再メッキ加工、
チタンコーティング(2005/07/05の整備日記より)

当店R80の走行で気に成った所の改善を試みてみました。

気に成った点としては、このR80に限らず、R100RSなども一緒なんですが、フロントフォークの作動の悪さが気に成り、特に高速コーナー時にフロントフォーク周りの作動があまり無い感じを受け、ハンドル操作感がイマイチな印象だったので、その改善が出来れば。と思いフロントフォークのリファインを行ってみました。

と言っても、フロントオフォークの場合はリアサスペンションの交換のように、取り替えて作動を良くする方法が簡単には行えませんので、車輌に付いてるパーツの精度を上げるなどの方法を取りました。

フォークオイル、油量、油面の種類、データ変更と共に、より大きく効果が上がるのでは思われる、インナーチューブの再メッキ、チタンコーティングを行ってみました。

再メッキ、チタンコーティングの効果としては、長年使用していたインナーチューブですとオイル漏れが起こるほどではないものの、小さく磨耗が見られ、その磨耗を再メッキにより再生し、その上でチタンコーティングを施しますと、インナーチューブ表面の硬度が増し耐磨耗性が向上、そして摺動性も増すとの事で、フォークの作動フリクションがかなり低減出来るのではと言う事で、コーティング屋さんに出してみて帰ってきたのが↓です。

そして、早速組み付け作業に移りました。作業はこんな感じ。
チタンコーティング後のインナーチューブは見た目も派手ですが、組み付け時に感じた効果も驚くほどで、作業中に手にオイルが付いてる状態でインナーチューブを持った所、ノーマルとは比較に成らないくらいに”スルッ”っと良く滑り「これがコーティング効果か!」っとビックリするほどでした。

そして、取り付け。
チタンコーティングと言えばイエローかなと思いまして、この色を選択しましたが、色の選択は結構有るみたいです。色サンプルが↓。
そして、コーティングを行ったフォークの作動ですが、静止状態でフォークを作動させてみると、スムーズさが増した印象ですが、まだ組み込み直後なので渋みを感じます。早速走行での違いに大きな期待が持てそうですが、まだ冬季期間な為、峠などでのテストが行えてませんので、テストを行った際には、追記したいと思います。

<<追記>>
装着後、数ヶ月経ちましたが、本当に作動の摺動抵抗が無く、スムーズな動きを感じられています。特に走行の安定につながってる印象で、走行時に行う姿勢変化に車両の方が反応してくれるのが早く、高くなってるので、挙動に無理なく、スムーズな走りが出来るような印象なんだと感じます。
また、結構ラフに扱ってるのにもかかわらず、汚れ、腐食などにも強い印象なので、メンテナンスが楽になったかもという印象も受けました。
装着後よりも車両にフィットしてきて、中々良い印象になって来た感じです。