先ず、初めにやりたい作業としてエンジン内部を状態を確認作業です。
詳しくは動画でもご紹介しておりますが、エンジンの製造から年数が経過し、エンジン内部に経年劣化を起こしてる車両が見受けられるからです。
一般的には「BMWのエンジンは長持ちする」と言われていますが、パーツ単体で見て行くと磨耗度は国産車などに比べれば緩やかで、しっかりとしてる面を感じます。
しかし、その反面「エンジン設計の古さ」と言う面から来る弱さもあり、特に日本国内で使用では気候や道路事情などがドイツとは異なり、その違いによる疲労が強く見られる個所もあります。
そこで、エンジン内部を開け、内部パーツを一点一点チェックし、弱ってる部分、磨耗が早い部分を探り、不調の原因を抑えて行く為にも、初めにエンジン開ける事をお薦めしております。
エンジン内部を開ける事で、パーツの磨耗度以外にも、今までの整備状況、使用オイルの状態、エンジンパーツの作動、調整の状態を確認が行え、今後ご使用するに当たり、調子の崩す原因となる個所を抑え、よりエンジンフィーリングの向上が行えるように、パーツへの加工を行えます。
当店では各メンテナンスメニューを取り揃え、バイクが調子よく走れる様に整備を行います。
エンジン内部の点検メニューの一例としましては
<<メンテナンスメニュー>>
1.エンジン内部パーツの点検。
2.バルブ、バルブガイドの点検、交換
3.ヘット、ピストンのカーボンの除去
4.左右のピストン、ロット等のバランス取り
5.バルブ擦り合せ
6.すべてのボルト、ナットを適正なトルクで締付け管理
7.タッペット調整
8.その他各部点検
9.キャブレタースロー調整、同調などのエンジン調整
10.シャーシダイナモにより最終確認、点検。
<整備費用は詳しくはこちら)>
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この作業により、内部パーツのキズや磨耗、劣化の点検、確認を行ない、痛んでる部分を点検、確認が行えます。必要ならば「キズが出来た原因追求」を行い、その対策を行います。
折角、痛まないエンジンに仕上げるよう作業を行っても、対策、対応を怠るとまたキズの再発を起こし、作業が無駄に成ってしまうので、慎重に各部の点検、調節を行います。
特に、走行距離数が少ない車輌で、各部の消耗パーツが痛んでる場合では点検、対策が必要となり、原因としては製造からの経年劣化だったり、オイルの相性の悪さなど様々な原因が挙げられますが、走行距離数でメンテナンスの期間を決めるのではなく、走行距離は目安では有りますが、早期に点検し、被害を抑える為にも、内部点検メンテナンスをお薦めしています。
先ず、エンジンのオーバーホールから始めなくとも…。とは思いますが、最初の項目にて記しましたが、エンジン構造が古く現国産のように乗りっぱなしと言う訳にも行かない面もありますので、最も重要で、最も効果的なエンジン内部メンテナンスをお薦めです。
過去にこう言った、例もありますので、(些細な調整不足、パーツ交換を怠ってしまうとエンジンに致命傷(こんな車両も) を与えてしまいます。)そんな事態を避けるために、初期費用として多大ですが「長く、楽しく乗っていこう」と思われるならば、エンジンの現状態を確認、メンテナンスを行い、より調子の良い車両へセットアップされては如何でしょうか?
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