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R80改のご紹介。


定期的なメンテナンス
いコンディションを保ちながらバイクを乗るのはホント気持ち良いものです。
この良い状態を長く保つためには前記しましたが、定期的なメンテナンスを施してあげる事が重要です。

それよりエンジンに余計な負担を掛けずに済み、また常に良い状態を保つ事ができますので「楽しく安心して走行」が実現できる車両の場合では、本当に長く付きあって行けるバイクに仕上げる事が出来るかと思います。.

  エンジン作業の紹介動画です。(you tubeより)
■メンテナンス項目■
エンジン内部パーツを外した後は下記の作業を行います。
具体的に定期メンテナンスの紹介です。としましては下記の項目があげられます。
■エンジン内部に付着したカーボン落とし
作業後です。
Rシリーズは設計の古さと日本の道路事情により、カーボンの付着量が現国産車などに比べ、早く、付着量が多いように感じます。
使用するガソリン、オイル、各部の調整により、付く量を抑える事が出来ますが、それでも2万から3万キロでかなりの量が付着してしまいます。
カーボンの付着が多い場合、燃焼室の燃焼にバラ付きが起こり、キッチリ圧縮できずに燃焼はバラツキ、よりカーボンが付着してしまう、悪い連鎖が起こってしまいますし、また異常燃焼が起こり易く、ノッキングなどの現象が起ってしまう心配も出てきます。
そこで、この残量カーボンをキレイに落とし、しっかりとした燃焼が行えるようにメンテナンスを行います。


 ■バルブすり合わせ

エアーツールで行います。
より燃焼室の気密性を増すためにエアーツールで擦り合せを行います。
これによりバルブとバルブシートとの密着性が増し、燃焼室の圧縮漏れを防ぎ、バルブ本来の役割が行えトルク、出力の向上が望め高められます。

 ■バルブガイドの磨耗度をチェック

点検中です。
次にバルブガイドの点検です。
この部分は、距離数を重ねてくるとバルブとバルブガイドとの間に磨耗によるクリアランスが出来てしまいます。

このクリアランスが規定値以上ですと
・バルブの作動、アタリが正常に行われない。
・この隙間からオイルが燃焼室へ回ってしまい、無駄なオイル消費量が増える。
などの弊害が起こりますので、ガイド打ち変えを行います。

これによりオイル下がりが抑えられ、またヘット回りの作動個所がしっかりとする為、走行フィーリングの向上が狙え、4サイクルエンジンでは、最も重要なメンテナンス個所ですとので、シリンダーヘットのO/H際は点検、メンテナンスを行っておきたい個所です。


■バルブシートカット
バルブ擦り合わせよりも、断然気密性が望める作業です。
バルブ側の傘の部分、シリンダーヘットの当たる部分の成形を行い、より当たり面が増す加工を行う事で、バルブの密着度が格段に向上し、また、バルブ個体と合せた加工を行いますので長く成形が保てる様です。この作業は、バルブガイド入れ替えと合わせて行います。
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これらの項目を3万Kmくらいを目処に行えばよい時期かなと感じますが、販売から既に10年以上経過してる車輌ですので、距離数に多少に関わらず、痛みなどを見せてる車両も多く、それは使用方法、乗り方、メンテナンス方法により異る様です。

なにか走行フィーリングに物足りなさ、不バランスさをお感じに成られたら、エンジン内部のメンテナンスの時期かと思われますので、一度エンジン内部をリフレッシュして「より良い状態」に回復し、その後調子の良さをキープできる、上記のメンテナンスメニューは、ホント質感良く調子良い車両に仕上がります。

FCRキャブレター取付け動画にて作業内容をご紹介しております。
ご覧下さい。

そして、次にファインチューニングについての紹介です
より低振動、軽快なレスポンスを得る為に各部のバランス取りが重要な鍵を握る部分です。
作業手間を掛け丁寧に各部の重量合わせを行い、エンジンの魅力をより増す作業を行い、仕上げるように作業を行っており、そのご説明を次のページにて行いたいと思います。
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