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林道ツーリング

1999 夏の東北
2007 春の四国


03秋のツーリングST4s編。

・ドゥカティ ST4sで行ってきました。
・2003年10月に行った6泊7日に旅です。
・走行距離数4600km


<一日目>
毎年行く10月の連休ツーリングと同じ時期、これとは別に「ぶらり一人旅」に行ってきました。その概要は走行距離は帰ってきて計算したら6泊7日4600kmぐらいとなっていました…。
地図で言うと↓の感じです。(押すと大きくなります。)
今回はバイクと体力の耐久テストと言うか一日で何キロくらいいけるのかな?と言う限界を探りたく、前回は神戸まで行けたので、その先を、目標は九州上陸を目指して行って来ました。

初日は事前に東名高速が集中工事を行ってると言う情報を浜名湖のお客様より入電頂き、それを避けて中央道で行くことしました。
朝6時ちょっと前に出たんですが、案の定東名既に混んでるみたいで、計画どおり中央道に抜けて平均速度140km/hで巡行して、ひたすら先を目指します。
うちのST4Sは燃費が良いようで、24km/Lと結構走ってくれるので、300kmくらいを目安にガソリンスタンドによる感じで、休憩もそこそこに頑張って走りました。
前回ヘトヘトになって辿りつた神戸をかなり余力を残して通り過ぎ、その先中国自動車道に入ったところで、事前に聞いた「中国自動車道は取締りが厳しい」と言うのを注意しながら、それでも140km/hペースを守って?駆け抜けて行きました。

でも、かなりいいペースで走れたんですが、日も暮れだしてきたので本日の九州上陸を諦め、手前の山口に泊まりました。

そこで、宿探しとなるのですが、これがいつも面倒なので、今回は自宅からインターネット予約をしてもらう手はずにしたんですが、なぜかネットで予約すると宿代がかなり安くなり、すごく不思議だけど便利。予約してもらった情報は携帯メールにいれて貰って、あとはホテルに行くだけなので、これからはこの方法で行こうと思いました。

それで、ホテルに着いて本日の走行距離数を計算してみると1100km!!(上の地図で言うと太い赤い線)やはりこれだけ走ると疲れはしましたが、かなり良いペースで走れて、やっぱりST4Sは良い感じです。

<二日目>
さて、二日目。ルートとしては山口から長崎へ向かいます。上で言うとピンクの線です。

朝6:00頃起床し、体の疲労感が少ない事に気がつく。
んー体力がつけたお陰かな?っと思ったりしましたが、実は今回は使用するタイヤチョイスを改めて、今まで履いていたツアラータイヤを諦めて、もうちょっとソフトコンパウンドなタイヤを選択したのが当ったようです。
まぁ、減りの面が柔らかいと早くなってしまいますが、バイクがもの凄く安定して走れて、特に高速道路のつなぎ目などのギャップでのショックが少なくなったので、長時間乗っててもお尻が痛く成る事が無いのが良いです。
あと、ハンドルの操作感も軽快なので、今後はこのタイヤで行こうっと誓いつつ、本日の目的地長崎へ向かいます。

九州はこれで3回目で、実はもっと無謀なツーリングも過去には行ってまして、九州横断など一気に鹿児島に行ったりしたんのですが、今回はのんびり?行って無い所長崎へ行ってみようと九州自動車道から長崎自動車道へ向かいました。

そして、長崎へ到着。
平和公園に寄り、色々な思慮に耽り、これは広島にも行こうっと心に誓いながら、次の目的の長崎のカステラ…。
さっきの厳かな気分は?っと言う感じでもありますが、甘い物好きの子が家にいるので、小耳に挟んだ「グラバー邸付近にあるカステラ屋が良いよ」っとの情報に目の色変えて?向かいました。

っと、意気込んで行ったのは良いですが、長崎市内はえらい坂道と、そして渋滞…。うわぁ、都内より大変だよぁ…。っと、折角来たのに、なんとも散策もせずに目的だけ遂行して、市内を脱出…。

そして、次に目指したのは島原半島。
雲仙普賢岳が綺麗だと聞いたので、行ってみましたが、本当に壮大な凄さを感じました。でも写真を撮って見たけど全然迫力が出てないので、ガックリ…。
仁田峠頂上付近から撮った島原市内。

そして、雲仙普賢岳

山を下りて、多比良町より出てる熊本県長洲へ行くフェリーに乗りました。このフェリーは待ち時間無くすぐに乗れてかなり快適。

これで熊本市へ向かい本日のホテルへ到着です。今日は綺麗な景色を見れて、頑張って九州に来て良かったと九州のツーリングを満喫。
あと、「明日はどこに行こうかなぁ?」っと悩むのも楽しいなぁ。っとツーリングも満喫しつつ、次に続きます。


<三日目>
さて、10月から続きのツーリング三日目です。ルートは「青い線」の熊本から阿蘇山へ行き、湯布院からまた本州に戻って広島へ行きました。

今日も朝6時ごろ起床して出発の準備を行い、早々出発。
朝ごはんはテレビCMでやってる「10秒チャージのウィダーインゼリー」で済ませてしまいがち…。お手軽にお腹が満たされるのと、飲むとすぐに「すきっと!!」っと目が覚めるのでついつい飲んでしまうのですが、こればっかりだと流石に

今日の予定は阿蘇山と楽しみにしてた「やななみハイウェーイ」に行きます。
熊本を早々に抜け、高千穂方面から阿蘇登山道に入りました。
雄大な景色と走りやすい道路だったので、走りこみたいと思ったんですが、追い越し禁止だったのと、前方にトラックが前にいて、やる気が萎えてのんびり景色を見ながらの走行でした。↑は途中で休憩した時の写真です。

もうもうと噴煙が上がってました。

そして、草千里。
九州の雄大な自然を目の前に見て、九州に来てよかったなぁっとホントこの時に実感しました。

止まっては写真をとりつつ、のんびりなツーリングを満喫。

そして阿蘇を降りて、黒川温泉にて朝から温泉につかり、「やれやれ」っとのんびり思いにふけって、午後からの予定を考えた所、昨日見た長崎の光景を思い出し、

「そうだ、もう今日広島の平和公園に行こう」

っと思い、のんびりツーリングから、急ぎツーリングに変更して、やまなみハイウェーイへでて、湯布院へ。そこから高速を使い九州を後にして、また本州上陸。
ここでまだ2時くらいだったので、急いで広島へ向かいました。

夕方4時くらいに広島平和公園に到着して、原爆記念館、原爆ドームを目の当たりにして、昨日の長崎の平和公園同様もの凄く考え深いことが有りました。

そして、広島市内にてホテルを見つけて、本日は終了。
なんだか午前中ののんびりツーリングが嘘のような慌しさで、計画性の無さを痛感しながらも、明日はまだどこに行こうか迷ってる夜でした。んー帰るか行くかどうし様かなぁ…。


<四日目>
今日は水色の線のルートです。

広島に泊まり、昨晩迷った結果やっぱり四国に行こうと決意。
高速道「尾道」で降りて、「しまなみ海道」を通り、四国を目指します。

「しまなみ海道」は、ずっと続いた橋だと予想してたのが、島を一個づつ渡っては一般道に下りて、また橋を渡りの連続で、とても面倒くさくて、嫌な感じ…。ホント交通料金も何度も払うし、帰りは違う橋で本州に戻ろうと思いました。

そして、ようやく’初’四国上陸!!
最初は松山を目指して、高速をひた走り、道後温泉をわき目に海沿いに出て、宇和島。そこから、四万十川を見に行きました。
四万十川を見つけ写真。
「ここが有名な四万十川かぁ」っと宇和島で買った宇和島みかんをほお張りながら、しばしのんびりな気分でした。

そして、「そうだ。噂で良いと聞く、黒潮横波スカイラインに行って見よう」っと思って、中村にでて海沿いを走り目指します。

それにしても週末のせいか、海沿いの道はずっと車ばかりで、思うように走れないし、景色も楽しめない…。っと我慢しながら、黒潮横波スカイラインを目指しました。
黒潮横波スカイラインからの写真。
ここは交通量も少なくて、ホント楽しい!!
アップダウンあり、いろんなコーナーありで、多少砂利チックだったけど、楽しいコーナーが連続です。ホントさっきの渋滞路の我慢のかいがあって、走りを満喫。
特にクイックできつい上りコーナーの連続は低速トルクがキャブレターのお陰で効いてる感じで、気持ちよくトラクションが掛けられて、ガンガンアクセル操作を楽しんでしまいました。ホント面白かったです。

そして、走りを満喫して桂浜に到着。そこで、お決まりの!!
坂本竜馬の銅像。うかれて写真をパチリ。

この辺で日も暮れだしたので、今日は高知で宿泊しました。

そう言えば四国に来たら石鎚山を見ようっと思ってたのを忘れた!!っと思ったり、「四国に行けば日本一の林道「剣山スーパー林道」に行け」っと皆に言われてるので、ST4sで走っちゃうか?とか、四国の楽しみが盛り沢山。
今晩も明日はどうし様か、地図を見ながら、ニヤニヤしながらの就寝でした。


<五日目>

今日は黄色のルート。四国二日目。

前日より悩んだ結果、石鎚山を目指す事に決めて出発しました。
今日は車も多くなく、道もそれほど狭くも無い道を選び順調に走って、石鎚山を目指しました。結構予想通りに走れて気持ちよく走れました。

そして、石鎚山を見れました。四国の明峰だけあって素晴らしい眺めを見れて、感動でした。
感動もそこそこに高松を目指しましたが、走り出してから石鎚山の写真を撮り忘れたのに気がつき、なんか疲れが溜まってるのかな?って思ったり。

そして、混んでる海岸線の道をひた走り、善通寺、金毘羅山に行きました。
週末なんで、本当に混んでて、特にSt4sはサイドミラーが妙に出っ張ってて、すり抜けも出来ないし、イライラが募りつつ先を目指しました。

そんなイライラの中、道路標識を見ると瀬戸大橋と出て来たので、フラフラっと行ってみました。
本当は徳島から淡路島へ渡り、そこから本州に戻る予定でしたが、もう混んでるし、道路もなんだか自分と合って無くて走りづらいしで、もう本州に戻る事にしました。
四国はやはりオフロード車で来て林道を走りたいなぁっと思いました。

さて、本州に渡って、当然「どうしよう?」っと悩み、時間も2時を過ぎたところだったので、神戸辺りまで行って宿を探そうかと思ったりしたんですが、以前聞いた「大山」って言う山が綺麗だよ。との事だったので、この際だからそれを見つつ、日本海、北陸ルートで帰る事を思いつき、瀬戸大橋を渡って高速をひた走ります。

そして、大山。
周りの景色と相まって本当に綺麗な山だなぁっと思いました。
この旅でいろんな山々を見てきましたが、それぞれ違う顔を持っていて、本当に自然は凄いなぁっと、普段感じない雄大さに圧倒されます。

そして、この日は米子に泊まり、一応家に北陸ルートで帰るむねを電話を入れて、まだまだ先が長いので早めに就寝。なんだかそろそろ疲労が溜まってきてるなぁ…。


<六日目>
今回はオレンジ線のルート。

日本海側を走る事が初めてなので、結構ウキウキしながら目覚めて、準備して出発。
一応既に3500km以上走行してるから、オイル交換をしようと思ったりしたんですが、オイルチェック窓からみえるオイルが予想以上に汚れてないのと、全然減ってないので、走行距離数が増えても短期間での走行だから、それほどオイルに負担が掛かってないのかなっと思い、オイル交換をせずに出発しました。

そして、米子からすぐに実はかなり楽しみにしてた鳥取砂丘に到着。
でも、思っていた以上に砂ばかりだったので、皮ブーツでは歩く気にも成らず、ちょっとも見ずに先を目指しました。

そしてこの日は高速道が無いので、国道を頑張って走っていくのですが、全然距離が稼げず、時間ばかり掛かってホント大変でした。

一番大変だったのが、丹後半島。
景色はこんな感じでホント綺麗だったんですが、
この先近所だと思われる「天橋立」を目指してるのに、なぜかどう行くかの標識が無く、それならまだしも、今自分がいる住所が分かる標識や建物も無くて、ホント迷いながら海沿いを不安に成りながら、ひたはしって行きました…。ホントもうちょっと標識が有るとありがたい様な…。

そして、天橋立。
本当はお昼ごろには着けるだろう。と予想してたのに、おもいっきり迷ったりして、もう既に3時過ぎ…。
上まで行こうかどうしようか?っと迷ったりしたんですが、折角だからゴンゴラに乗って上に行ってみました。

そして、良くテレビなどで見る風景。
皆さん股くぐりをして覗いてる様を微笑ましく眺めながら、自分も恥ずかしながらやって見ました。

帰りの景色も結構な眺めでした。

そして天橋立を後にして、今日の宿をそろそろ決めないと、と思いつつ、実はどこまで走れるかがまったく読めないので、とりあえず日が暮れるまで走ってから決めようと思い、先を目指します。

国道をひたすら走って、敦賀に着いたのが5時ごろ。
ここで宿を取ろうかと思ったんですが、明日帰るときに走る距離が500km以上に成ってしまうから、もうちょっと頑張ろうっと疲れきった体に鞭打って、初じめて乗る高速「北陸自動車道」に入って、福井まで来れました。

何だかんだと問題に成ってる高速道路ですが、やはり有れば有るで便利だなぁっと。まぁ、料金が高すぎですが…。

そして福井まで来たんですが、本当に福井は大変な町でした…。
っと書くと語弊が有るのかもしれませんが、取ってもらったホテルが福井駅の近くだったので駅まで行こうとすると、道路に路面電車が走ってて、その線路が道路に引いあり、それ自体は都内で結構有るので全然問題ないのですが、福井駅周辺では、線路の周りが本当に深い轍状に成ってて、ここは林道?っと思うほどの深さ…。

「うぁー怖えよー!!」っと思いつつ、恐る恐る走ってるうちに、雨が”しとしと”と降ってきて、もう泣き面に蜂で、もう泣きながらホテルを目指しました。

そして案の定ホテルの場所が分からず、行ったり来たりしてようやく着いたホテルは、本当に5000円でこんな立派な部屋で良いですか?と言うほど、とても良い部屋で、先ほどの苦労も癒されて「なんて福井いいところなんだ!!」と思いました。

「ふぅ、明日でこの旅も終わりだな」と思うと結構さびしくも有るも、かなり疲労感が残り、段々と走行中の集中力も落ち気味なんで、最後の明日は気をつけて帰ろうっと思い、今日も早めに就寝。


<七日目>
今回は細い赤い線のルート。

朝起きると、なんか体が痛い感じ。
そう言えば、昨日の福井駅周辺での轍を走るとき、かなり’力’んでたのが原因か…。ストレッチをして体をほぐして、今日も気をつけて走ろうっと思いつつ出発。

すぐに北陸道に入って行こうと思ってたんですが、なんかムラムラっとわき道に入って「東尋坊」を目指しました。

昨日から雨が結構強く降ってて、行ってもあまり見れないのでは?っと、かなり行く前から残念がってのが、東尋坊付近で雨が上がり、これなら景色が楽しめそうです。
そして、着いた東尋坊。
晴れじゃなかったのが残念でしたが、それでも絶景でした。絶壁はちょっとあれでしたが…。

そして、これで観光地巡りも終わり、早々に帰宅のため高速に入って北陸道、上信越道、関越道を走ってようやく帰宅。総走行距離数4600kmのツーリングも終了です。
流石にタイヤの磨耗や、チェーンの伸びから見てもかなり走ってきた感じを受けますが、エンジンなどは至って好調で、帰りの高速巡航アベレージ速度が140km/hくらいで余裕で行けるので、かなりツアラーとしてもST4sは良い感じ。ホント段々と体に馴染んで来てるかなって、感じます。
あ、でもシャフトドライブのBMWに慣れてるせいか、チェーンの伸びの確認が甘いと言われたので、今後は調整方法や伸びの確認などを気をつけようと感じました。

それにしても、なんか西日本一周って感じのツーリングと成りましたが、終わってみるとまだまだ走り足りないような気もします。
当初「行きたい」と思ってた所に行って無いので、早速今後の予定を立てないと。っと地図を片手にニヤニヤしてますが、本当の目的「キャブチェックやエンジンバランス効果について」は無事帰ってきたと言うことで実証?って感じで、改めて書かなくとも、これだけ短期間で走行距離が走れる事で出せてるかな?っと思います。
って、ただ行きたい所に行ってるだけかもっと思いつつ、4600km走った秋のツーリング記でした。