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エンジンメンテナンス

作業概要
クランクシャフトバランサー

作業の紹介

Kawasaki ZRX1100
YAMAHA SRX600
BMW K1
HONDA XR250(ME06)
KTM DUKE620
YAMAHA SR500
HONDA XR400

<エンジン雑記>

エンジンの振動とバランス取り。

<作業工程>

・鏡面コンロット仕上げ
・サンドブラスト加工


コンロット鏡面磨き。

エンジンメンテナンス作業を行うメニューとして、コンロット、ピストンなどの重量合わせを行うのですが、もうちょっと手を入れる作業としてコンロットを鏡面仕上げにしてみました。


コンロットはエンジン内部で激しく動き、ピストンに掛かる燃焼圧力と、回転での慣性力に耐えています。
そのため、ちょっとしたキズやザラつきなどの凹凸があると、その部分に応力が集中してしまい、クラックや最悪折れてしまうこともあり、必ずエンジンメンテナンスをする際は表面の点検を行っています。

でも、それ以上の防止策として、表面を綺麗に磨き、製造でつくシワやザラつきを取り除き鏡面仕上げにする事で、わずかなキズも点検が行え、また表面の凹凸に掛かる力、負担が減らすことができ、コンロット全体の強度をあげられ、しっかりとした物に仕上がります。

また、鏡面加工により若干の軽量化にもなり、エンジンフィーリングの向上に繋がりますし、表面の凹凸が無くなる事で、コンロットのサイド部の抵抗が小さくなり、回転時のフィリクションを減らす事も可能となり、よりスムーズなエンジンになります。

軽量コンロットというエンジンフィーリングを格段に向上させるアイテムもありますが、ノーマルのエンジンフィーリングを大きく変化させずに向上させるスクープアップも一つの考えだと思います。