ADPSはトルクを測定してます。
このトルクの値が違っていますと車両の出力計算値自体が狂ってしまいます。
そこで半年に1度は更正を行い、より正確な測定値に成るようにしております。
トルク検出器の更正です。ローラーを固定し、更正用の重りを乗せます。
ローラーの中心より1m先に重り50kgが有り、これが測定時ですと発生している事と
同じ事となります。
この重りを乗せた時にトルク検出器の値を計ります。
トルク検出器からのデータはアンプで0−5Vに変換し、制御コンピュータへ行っており、
このアンプを調整すれば更正が可能となります。
上の様に重りを乗せたときの値が「2.51V」だと計算どうりですので、更正は終了となります。
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